マーク・ロスコ その3

土曜日, 30 10月 2010, 22:48 | Category : 未分類
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今となってはロスコのトレードマークとなっている、単純な色と矩形で構成された「マルチフォーム」と呼ばれたスタイルの絵画が発表されたのは1946年のことです。 それまでは彼は肖像画や街の風景、神話から題材を取った絵を描いていました。 シュールレアリスムの影響を受けたその絵は評価され、バーネットニューマンなどの絵画仲間も居ましたが、今ほどの名声を得ていたわけではありませんでした。 それがあのスタイルの絵画になった理由ははっきりとわかりませんが、同時代にクリフォードスティルが同じような大きなキャンバスに平面的に色を塗るというスタイルの絵画を描いていて、それにロスコは感銘を受けていたといわれていますから、そうしたものの影響があったと思われます。 ともあれ複数の色や形によって構成されたロスコの一連の絵画が発表されると、同時代の画家や評論家達は衝撃を受けたようです。 彼の展覧会はヨーロッパや日本など各地で行われ、世界中の人がロスコの名前を知る事になります。 ロスコの作品を人々は賞賛し、彼を「有望な一人の画家」から「スター画家」へと押し上げたのでした。 しかし名声が高まるにつれ、彼の内面には少しづつ、隙間が広がっていく事になるのです。

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マーク・ロスコ その2

木曜日, 30 9月 2010, 22:02 | Category : 未分類
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ロスコの作品はよく、高い精神性をもつといわれています。 彼は「色」が人間の心に与える影響について常に研究し、そしてその作品で実証していました。 その結果作品は「色」以外のものを極度に排除し、一般的な絵画における人物や静物などの存在すらもキャンバスから追い出します。 そしてできた壁のような作品は、見るものにそれらの人物や神といった「美」の対象ではない絵画の存在を教えてくれます。 一見単色に見える色は良く見ると様々な濃さやにじみがあり、決して単純なものではありません。 その中にある人間が意味を感じる事のできない「色」と「形」は、気がつけばそれを見る人間の心を映し出す鏡になっているのです。 意味のない色と形に自分は、そして他の人は、何を見るのだろうか。 そうした「絵」に対してインタラクティブな楽しみを得る事ができるのは、ロスコ作品の素晴らしさであると思います。

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マーク・ロスコ その1

月曜日, 30 8月 2010, 2:27 | Category : 未分類
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今回は私の好きな画家とその作品について書きます。 その人はマーク・ロスコ。主に画面を壁のように塗りつぶした絵が特徴的です。 マーク・ロスコことマーカス・ロスコヴィッチは1903年にロシアのドヴィンスクという町に 4人兄弟の末っ子として生まれます。 この町はユダヤ人が人口の半分近くを占めていて、ロスコの一家もその中の1つでした。 ロスコが生まれて間もなくの1905年、後にロシア第一革命と呼ばれる反政府運動が起こります。 しかしこれは明確な指導者がおらず、抗議運動や暴動の域を出ないものでした。 そしてそれが政府に鎮圧されて終息すると、この革命の首謀者とみなされたユダヤ人は 各地で殺されるようになります。 ロスコの住むドヴィンスクも例外ではなく、町はコサック族の支配下に置かれ 多くのユダヤ人が殺されました。ロスコはこういった環境の中で幼少時代を過ごします。 彼は森に入った時、コサックがさらって殺したユダヤ人を埋める穴を見たと言っていますから ロスコにとってこの時代の思い出は恐怖に彩られたものであった事は想像に難くありません。 こうした体験やトラウマといったものは、後の彼の絵画人生にも当然大きな影響を及ぼしています。 (続く)

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アートについて

月曜日, 2 8月 2010, 21:21 | Category : 未分類
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最近アートに興味があるので、素人ながらブログ開設しました。 あまり大した事は書けませんが、よろしくお願いします。

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